M!LKの吉田仁人さんが主演するドラマ『溺愛 ~実は、最強ヒーロー~』(TOKYO MX、2026年10月30日スタート)の放送が近づき、「原作はどんな話?」「結末はどうなるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。原作は、電子コミックで累計3400万ダウンロードを突破した人気漫画です。ドラマの前に原作の流れを知っておきたい方もいれば、ネタバレは避けたい方もいるでしょう。
この記事では、原作漫画『実は私、溺愛されてました!? ~最低彼氏から最強彼氏へ~』の基本情報と、公式に紹介されている範囲のあらすじを整理します。そのうえで、主人公の藤崎真白が「最強ヒーロー」と呼ばれる理由や、樹と浮気相手の行方、ドラマと原作の違いをまとめました。なお、原作は連載中のため、最終回や結末はまだ描かれていません。この記事では、公式の作品紹介にない展開を推測で書くことはしません。
原作は『実は私、溺愛されてました!? ~最低彼氏から最強彼氏へ~』
原作・漫画は海咲ねむる・一城れもん(DPNブックス・カフネ)
ドラマの原作は、DPNブックスのレーベル「カフネ」から配信されている電子コミック『実は私、溺愛されてました!? ~最低彼氏から最強彼氏へ~』です。ドラマ関連のニュースでは「一城れもん・海咲ねむる」と2人の名前が並べて紹介されています。それぞれの担当は、出版社DPNブックスの公式noteや、紙の単行本を刊行するプティルコミックスの公式サイト、TOKYO MXのドラマ公式サイトで確認できます。それによると、漫画(作画)を描いているのが一城れもんさん、原作(シナリオ)を担当しているのが海咲ねむるさんです。
作品を探すときは、作品名か2人の名前で検索すると見つけやすいでしょう。
電子版に加えて、紙の単行本も刊行されています。プティルコミックスの公式サイトによると、単行本の第1巻は2025年11月21日に発売されました。
3400万ダウンロード、コミックシーモアの2023年ランキングで1位
本作は、DPNブックスを代表するヒット作の一つです。ドラマの発表によると、シリーズ累計は3400万ダウンロードを突破しています。電子書籍サービス「コミックシーモア」では、2023年上半期のジャンル別ランキング(女性マンガ部門)で1位、2023年の年間ジャンル別ランキング(同部門)で3位を獲得しました。
ダウンロード数は、ここ数年で急速に伸びています。DPNブックスの公式noteによると、2024年7月の時点では累計1000万ダウンロードを突破したことを記念したキャンペーンが行われていました。コミックシーモアの作品ページでは2026年4月時点で3000万ダウンロード突破と紹介されており、ドラマ化の発表時には3400万ダウンロードに達しています。約2年で3倍以上に増えた計算で、読者を増やし続けている作品であることが分かります。
なお、一部の記事では「3400万部ダウンロード」と表記されていますが、電子コミックのダウンロード数であるため、「3400万ダウンロード」が正確な表現です。
連載中で、コミックシーモアでは46巻まで配信(完結はしていない)
原作は現在も連載中で、完結していません(BOOK☆WALKERでは「話・連載」として配信)。電子コミックは、1話ずつ配信する「話売り」と、数話をまとめた「巻売り」が書店によって異なり、配信数の数え方もばらばらです。2026年9月時点では、コミックシーモアで46巻、BOOK☆WALKERの話売り版で44話、めちゃコミックで137話(44巻)が配信されています。
最新の配信状況は、各電子書店の作品ページで確認してください。コミックシーモアでは、第1巻を10月9日まで無料で読むことができます。ドラマの前に原作の冒頭を読んでおきたい方は、こうしたキャンペーンを利用するのもよいでしょう。
原作のあらすじ
※ここからは、出版社や電子書店が公式に公開している作品紹介の範囲で、物語の序盤のあらすじを紹介します。
会社のBBQで樹の浮気が発覚
主人公の高原皐月は、同じ会社で働く彼氏の樹と付き合って3年目です。2人は結婚を見据えて同棲していましたが、すれ違いの毎日が続いていました。ドラマの発表では、樹は皐月に「日常的にモラハラを働く」人物と紹介されています。
そんなある日、会社のイベントのバーベキューの最中に、皐月は樹が会社の後輩・佳奈と浮気していたことを知ってしまいます。3年間の交際と結婚への期待が、一瞬で崩れ去る場面です。職場の同僚でもある彼氏と、同じ会社の後輩の浮気という状況は、仕事と私生活の両方で逃げ場のない苦しさを皐月にもたらします。
藤崎のみんなの前での告白
浮気が発覚して混乱する皐月の前に現れたのが、社内一番の将来有望株と噂されるハイスペックな後輩・藤崎真白です。藤崎はみんなの前で、皐月に告白します。ドラマの紹介では、この告白は「ずっと前から好きです」という言葉で表現されています。
皐月は当初、この告白を、傷ついた自分を慰めるための冗談だと受け止めます。しかし、藤崎の気持ちは本物でした。各電子書店の紹介文では、藤崎から皐月に「思いもよらぬ事実」が告げられると紹介されています。プティルコミックスの紹介文には、「藤崎の一途な想いの裏には、皐月が忘れていた彼とのある過去があった」とも書かれています。タイトルの「実は私、溺愛されてました!?」は、皐月が知らないところで藤崎がずっと皐月を想い続けていたことを指しています。
プティルコミックスの紹介文では、その後の展開について「ドロ沼の展開の中、クズ男がエスカレートしていく樹。振り回され追い込まれていく皐月だが、ハイスペ後輩の藤崎が甘い愛の告白と共にいつも救ってくれて…」と説明されています。樹の嫌がらせがエスカレートし、そのたびに藤崎が皐月を救うという構図が、物語の大きな流れです。
真白はなぜ「最強ヒーロー」なのか
元営業成績トップなのに総務部にいる理由(原作の範囲で)
ドラマの発表では、藤崎真白は「元営業成績トップで現在は総務部に所属」する人物と紹介されています。TVガイドWebによると、普段は無表情でクールな一方、皐月のピンチには容赦なく立ち向かう「最強のヒーロー」で、いまだに「ヒーロー」に憧れているという設定です。私生活が見えないミステリアスな人物として描かれます。
では、営業で結果を出していた真白が、なぜ総務部にいるのでしょうか。出版社や電子書店の作品紹介には、この理由は書かれていません。ネット上には個人ブログなどによる考察もありますが、公式の情報ではないため、この記事では取り上げていません。気になる方は、ドラマ本編か原作で確かめてみてください。
真白の「正体」や、皐月を以前から想っていた理由は、作品の核心にかかわる部分です。前述の「思いもよらぬ事実」や「皐月が忘れていた彼とのある過去」が、真白が皐月を溺愛する理由と深く結びついていると考えられます。気になる方は、ぜひ原作で確かめてみてください。
ドラマで強調されるアクション要素(吉田の練習映像も公開)
ドラマ版のタイトルには「実は、最強ヒーロー」という言葉が加えられています。TOKYO MXの紹介では、真白がクズ彼氏と浮気相手からの卑劣な嫌がらせを「強い正義感とどこまでも一途な愛、そして時には拳で(!?)」はね返していくと説明されており、アクションの要素が強調されています。
モデルプレスによると、TVerで公開された動画には、ヒロインを一途に想う真白のクールな表情や、吉田仁人さんの本格アクションの練習風景を収めたメイキング映像が含まれています。恋愛漫画を原作としながら、アクションを見せ場の一つにしている点は、ドラマ版の大きな特徴といえます。
原作でも藤崎は、樹の嫌がらせから皐月を「救う」存在として描かれています。ドラマのタイトルにある「最強ヒーロー」や、皐月のピンチに容赦なく立ち向かう設定は、ドラマ版で特に強調されている部分です。
樹と浮気相手の結末は?(原作で描かれている範囲だけ。ネタバレ注意の表示つき)
※ここからは、公式の作品紹介で触れられている範囲での展開を含みます。ネタバレを避けたい方はご注意ください。
多くの読者が気になっているのが、皐月を裏切った樹と浮気相手の佳奈が最終的にどうなるのかです。いわゆる「ざまぁ展開」(悪役が報いを受ける展開)を期待して、この作品を読む人も少なくありません。
公式の作品紹介から分かるのは、樹が浮気の発覚後も皐月から離れず、むしろ「クズ男」としてエスカレートしていくということです。皐月は樹に振り回され追い込まれていきますが、そのたびに藤崎が救います。ドラマの紹介でも、クズ彼氏と浮気相手からの「卑劣な嫌がらせ」が描かれることが示されています。
一方で、原作は連載中のため、樹と佳奈の最終的な結末はまだ描かれていません。ネット上には「最終回ネタバレ」をうたう記事もありますが、連載中の作品に「最終回」は存在しません。そうした記事の情報をうのみにしないよう注意してください。
ドラマでは、佳奈役を日比茉鈴さんが演じます(10月2日発表)。原作が完結していない以上、ドラマの結末はドラマ独自のものになるため、樹と浮気相手の行方は、ドラマ版と原作版の両方で楽しめそうです。
ドラマは原作とどう違う?
ドラマ版と原作との違いを整理します。
- タイトル:原作『実は私、溺愛されてました!? ~最低彼氏から最強彼氏へ~』、ドラマ『溺愛 ~実は、最強ヒーロー~』
- 視点:原作のタイトルはヒロイン・皐月の視点(「実は私、溺愛されてました」)、ドラマのタイトルは真白の視点(「実は、最強ヒーロー」)
- アクション要素:ドラマでは真白が「時には拳で」立ち向かう点が強調され、主演の吉田さんが本格的なアクションに挑戦
- キャラクター名:藤崎真白、高原皐月、相川樹はドラマの発表で確認済み。ドラマの浮気相手の役名とキャストは未発表(原作では後輩の「佳奈」)
特に注目したいのが、タイトルの変化です。原作は、皐月が「実は溺愛されていた」ことに気づく物語として名付けられています。一方ドラマは、主人公を藤崎真白に置き、真白が「実は最強ヒーロー」であることを前面に出しています。M!LKの吉田仁人さんが主演を務めることもあり、ドラマは真白の魅力をより強く打ち出す構成になっていると考えられます。
池田の「原作を基にさまざまな要素が追加」という発言
樹を演じる池田彪馬さん(SUPER★DRAGON、詳しくは「池田彪馬とは?SUPER★DRAGONのメンバーが「クズ役」に挑戦、吉田仁人とは同じEBiDANで10年」)は、出演発表のコメントで「原作を基にさまざまな要素が追加されて、ドラマ『溺愛』がどのようなものになるのかとの好奇心でとてもわくわくしております」と話しています。この発言から、ドラマでは原作をベースにしながら、オリジナルの要素が加えられていることがうかがえます。
10月2日に発表された追加キャストからは、具体的な違いも見えています。皐月と同じ総務部の先輩・井上あさ美(西原亜希さん)と、真白の同期・川島百合香(野口チ優さん)は、どちらも原作にはいないドラマオリジナルの人物です(PR TIMES)。職場の人間関係を広げて描くことで、皐月と真白を取り巻く物語に厚みを持たせるとみられます。脚本は『あざとかわいいワタシが優勝』(TOKYO MX)などを手がけた村田こけしさん、メイン監督は『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』(カンテレ)などの松嵜由衣さんが務めます。
ヒロインの皐月を演じる桃月なしこさんは、「恋愛だけでなくスカッとする展開も含めて、ぜひ放送を楽しみにしていてください!」とコメントしています。原作の「溺愛」と「ざまぁ」の要素を、ドラマがどのようにアレンジして描くのかに注目が集まります。
まとめ
原作漫画について、この記事のポイントを整理します。
- 原作はDPNブックス(カフネ)の電子コミック。漫画は一城れもんさん、原作は海咲ねむるさん。累計3400万ダウンロードの人気作で、紙の単行本も刊行
- 物語は、同棲中の彼氏・樹と後輩・佳奈の浮気が会社のBBQで発覚し、ハイスペックな後輩の藤崎からみんなの前で告白されるところから始まる
- 藤崎が皐月を想い続けていた理由には「思いもよらぬ事実」「皐月が忘れていた彼とのある過去」がかかわるが、詳細は原作で確認を
- 原作は連載中で、樹と浮気相手の結末を含む最終回はまだ描かれていない
- ドラマ版は真白を主人公に据え、「最強ヒーロー」としての活躍を強調。総務部の先輩・あさ美と真白の同期・百合香は原作にないオリジナルの人物
ドラマを見る前に原作で予習するのも、ドラマを見てから原作で続きを追うのも、どちらも楽しみ方の一つです。ドラマは2026年10月30日(金)からTOKYO MXで毎週金曜23時に放送され、TVerで無料の見逃し配信、FODで独占見放題配信があります(放送・キャストの情報は「ドラマ『溺愛』のキャストと相関図まとめ|吉田仁人・桃月なしこ・池田彪馬の役柄と、浮気相手役は日比茉鈴」でまとめています)。原作とドラマの違いを比べながら、皐月と真白の物語を楽しんでみてください。
関連記事
- ドラマ『溺愛』のキャストと相関図まとめ|吉田仁人・桃月なしこ・池田彪馬の役柄と、浮気相手役は日比茉鈴
- 池田彪馬とは?SUPER★DRAGONのメンバーが「クズ役」に挑戦、吉田仁人とは同じEBiDANで10年
参考・出典
- 吉田仁人(M!LK)主演!新金曜ドラマ『溺愛 ~ 実は、最強ヒーロー ~』キービジュアル解禁、追加キャスト発表(PR TIMES)
- 【1,000万DL突破記念】キャンペーン開催!| DPNブックス(note)
- 実は私、溺愛されてました!? 1 | プティルコミックス
- 実は私、溺愛されてました!? | コミックシーモア
- 【話・連載】実は私、溺愛されてました!? | BOOK☆WALKER
- 実は私、溺愛されてました!? | めちゃコミック
- 実は私、溺愛されてました!?(18)| ebookjapan
- ドラマ『溺愛 ~実は、最強ヒーロー~』公式 | TOKYO MX
- 注目の追加キャスト解禁! | TOKYO MX(PR TIMES)
- 吉田仁人が連ドラ初主演 | TVガイドWeb
- 吉田仁人(M!LK)主演「溺愛」メイキング映像解禁 | モデルプレス