最終更新日:
社会・暮らし

ドナルドがロナルドに改名した理由は?「日本だけドナルド」だった背景と、これから変わること


マクドナルドのマスコット「ドナルド」が、2026年10月1日から「ロナルド」になりました。「どうして今になって変わったの?」「なぜ日本だけドナルドだったの?」「見た目やお店は変わるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

この記事では、日本マクドナルドの発表、ロナルド・マクドナルド・ハウスを運営する財団のお知らせ、ファミ通、スポニチ、オリコンなどの報道をもとに、何が変わったのかと、その背景を整理します。

要点:日本独自の「ドナルド」を、世界共通の「ロナルド」にそろえた

  • 10月1日、日本マクドナルドの公式Xが「ドナルド、どーなるの?」と投稿し、キャラクターの表記が「ロナルド」に変わった。公式サイトの子ども向けプログラムも「ハローロナルド!」になった。
  • 同じ日に、ロナルド・マクドナルド・ハウスを運営する財団も、日本独自だった「ドナルド」の名称を世界共通の「ロナルド」に変えた。
  • 英語の原名は「Ronald McDonald」。日本では、上陸時に発音しやすい「ドナルド」が採用されたとされている。

10月1日に何が変わった?

公式Xの「今日からロナルド」

スポニチによると、10月1日、日本マクドナルドの公式Xが「ドナルド、どーなるの?」と投稿しました。ベンチに座るキャラクターの写真に「今日からロナルド」という文字が添えられ、ネットでは驚きの声が広がりました。

公式サイトは「ハローロナルド!」に

ファミ通によると、マクドナルドの公式サイトで、子どもたちに日常生活のルールやマナーを伝えるプログラム「ハロードナルド!」が「ハローロナルド!」に変わり、サイト内の呼び方も「ロナルド」に統一されました。

財団の名前も「ロナルド・マクドナルド・ハウス」に

同じ10月1日、病気の子どもとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を運営する財団も、法人名とブランド名、ロゴを変えました。財団のお知らせによると、新しい法人名は「公益財団法人 ロナルド・マクドナルド・ハウス・ジャパン」です。

改名の理由は?

財団が挙げた節目と、「家族を支える存在」

財団は、名称を変えた理由として、グローバルでの創立50周年(2024年)と、日本での第1号ハウス開設25周年(2026年)という節目を挙げています。新しいロゴは「家族を中心に据える」という理念を表したもので、「病気と向き合う子どもたちとそのご家族に寄り添い、安心して過ごせる環境を提供するという使命は、これまでと何ら変わるものではありません」と説明しています。

オリコンは、変更の理由を「グローバルブランド(世界共有の活動)として“家族を支える存在であること”をより明確に伝えるため」と伝え、日本独自の名称「ドナルド」を、世界共通の「ロナルド」に変えたと報じています。

日本マクドナルドとしては、海外の表記にそろえた形

日本マクドナルドは、キャラクターの改名そのものについて、理由を説明する文書は出していません。ファミ通や電ファミニコゲーマーは、日本独自の呼び方を海外の表記にそろえたものと伝えています。財団の名称変更と同じ日に行われたことから、世界共通の名前にそろえる流れの一つといえます。

キャラクターの名前を海外とそろえた例はほかにもあり、2023年には任天堂が『レッキングクルー』などに登場する「ブラッキー」を、欧米と同じ「スパイク」に改めています(ファミ通)。

なぜ日本では「ドナルド」だったの?

英語での原名は「ロナルド・マクドナルド(Ronald McDonald)」で、海外ではもともと「ロナルド」でした。日本では、1971年にマクドナルドが日本に上陸した際、日本人には「ロナルド」より「ドナルド」の方が発音しやすいという考えから、「ドナルド」の表記が採用されたと伝えられています(Wikipedia、時遊zine)。

そのため、今回の変更は「改名」と呼ばれる一方で、「海外と同じ名前に戻った」と受け止める人もいます。

これから変わること

見た目や役割は?

日本マクドナルドは、見た目や設定を変えるといった発表はしていません。2024年には、日本マクドナルドの広報が、ドナルドは全国の保育園・幼稚園や小学校での防犯教室・交通安全教室を通じて、地域の子どもの安全をサポートしていると説明していました(ねとらぼ)。こうした活動は、今後は「ロナルド」の名前で続くことになります。

お店や商品、ほかのキャラクターは?

公式サイトの表記は「ロナルド」に統一されましたが、店舗の掲示物やハッピーセット、CMなどでの扱いについて、日本マクドナルドから個別の案内は出ていません。グリマスやハンバーグラーなど、ほかのキャラクターの名前を変えるという発表もありません。

続報は、日本マクドナルドの公式サイトのニュースリリースと公式Xで確認するのが確実です。

まとめ

  • マクドナルドのマスコット「ドナルド」は、10月1日から「ロナルド」の表記になり、公式サイトのプログラムも「ハローロナルド!」に変わりました。
  • 同じ日に、ハウスを運営する財団も、日本独自の「ドナルド」から世界共通の「ロナルド」に名称を変えました。財団は、50周年・25周年の節目と、家族を支える存在であることをより明確に伝えるためと説明しています。
  • 海外ではもともと「ロナルド」で、日本では上陸時に、発音しやすい「ドナルド」が採用されたとされています。
  • 見た目や他のキャラクターの名前を変えるという発表はありません。

ハウスの活動や、募金の仕組みについては、ロナルド・マクドナルド・ハウスとは?で紹介しています。

関連記事


参考・出典