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アジア大会

【バレー女子】アジア大会決勝は何時から?中国戦の放送・見どころと「48年ぶり金」の条件まとめ


バレーボール女子日本代表が、アジア大会の決勝に進出しました。相手は中国。勝てば1978年バンコク大会以来、48年ぶりのアジア制覇となる一戦でしたが、決勝は0-3で敗れ、悲願達成はなりませんでした(結果は本記事下部に追記しています)。

とはいえ、「結局いつやるの?」「テレビでやるの?」という基本情報が意外と見つけづらい状況になっています。ネット上には準決勝の日程と決勝の日程が混在していて、日付を取り違えている記事も見かけます。先日はバスケットボールの決勝直後に別競技へ切り替わる一件もあり、放送への不安を感じている方もいるでしょう。

この記事では、まず決勝の日時・会場・放送を最優先で整理します。そのうえで準決勝の韓国戦を振り返り、中国との力関係、そして試合を見るうえで押さえておきたい注目点をまとめます。決勝の結果は、記事後半に追記しています。

決勝の日時・会場・放送をまず確認

9月22日(火・休日)19:20開始、対戦相手は中国

結論から書きます。バレーボール女子の決勝は、2026年9月22日(火・休日)19時20分開始予定です。対戦相手は中国。

日本は世界ランキング6位、中国は7位。数字の上では、ほぼ互角の位置関係にあります。

日本はこの試合に勝てば、1978年のバンコク大会以来48年ぶりとなるアジア大会の金メダルを獲得します。前回2023年の杭州大会では決勝で中国に敗れており、リベンジと悲願が重なった一戦ということになります。

会場はパークアリーナ小牧(=小牧市スポーツ公園総合体育館)

会場は小牧市スポーツ公園総合体育館です。愛称は「パークアリーナ小牧」で、報道や公式情報でどちらの名称が使われるかはまちまちなので、検索の際は両方を試すと確実です。

所在地は愛知県小牧市。準決勝の会場も同じ施設でした。今大会は会場周辺で交通規制が敷かれるケースもあったため、現地観戦を予定している方は、公共交通機関の利用と公式サイトでのアクセス情報の確認をおすすめします。

テレビは? 配信は? 生中継されるのか

視聴方法を整理します。報道されている放送・配信予定は次のとおりです。

  • 地上波:TBS系列で19時00分から放送予定(試合開始は19時20分)
  • TVer:配信が案内されています(配信ページで最新の情報をご確認ください)
  • U-NEXT:決勝は19時20分からライブ配信予定(見逃し配信の有無は配信ページでご確認ください)

準決勝の韓国戦は、TBS系列で中継されました。決勝についても、同じ形が想定されます。

ただし、ここで注意点があります。今大会の国内放送はTBS系列が中心となっており、複数の競技が同じ時間帯に進行するため、編成が窮屈になる場面がありました。9月20日のバスケットボール男子決勝では、試合終了後すぐに別競技の録画中継へ切り替わり、選手のインタビューが放送されなかったとして議論になっています。男子バレーの放送・配信予定と、初戦が地上波で生中継されなかった経緯は「アジア大会の男子バレーはなぜ地上波の生中継がない?|カザフスタン戦以降の放送・配信予定と決勝までの日程」でまとめています。男子の日本代表メンバーと、石川祐希選手らが出ない理由は「アジア大会の男子バレー日本代表メンバー12人|甲斐優斗・高橋慶帆・大塚達宣らの若手中心で、石川祐希・高橋藍が出ない理由は?」で紹介しています。初戦のウズベキスタン戦の流れと、日本男子のアジア大会の過去の成績は「男子バレー日本がウズベキスタンに3-0で白星発進|16年ぶりの金メダルへ、アジア大会の過去の成績と今後の日程」で紹介しています。

バレーボールの決勝は19時20分開始で、5セットまでもつれれば2時間を超える可能性があります。放送枠に収まりきらない展開になった場合、後半の扱いがどうなるかは事前には読めません。視聴の際は、当日の番組表と公式サイトの最新情報を必ずご確認ください。配信で見る選択肢を確保しておくと安心です。

一部の記事では「21日」と表記されているが、決勝は22日

検索していて混乱しやすいのが、この点です。ネット上には「21日」と書かれた記事も多く見つかりますが、それは準決勝(日本−韓国)の日付です。

整理すると、9月21日(月・祝)が準決勝、9月22日(火・休日)が決勝。どちらも小牧市スポーツ公園総合体育館で行われ、しかも開始時刻がどちらも19時20分なので、見出しだけを流し読みすると取り違えが起きやすくなっています。

決勝当日の同じ会場では、午前10時から7位決定戦、13時から5位決定戦、16時から3位決定戦が組まれており、決勝は一日の最後のセッションという位置づけです。

準決勝の韓国戦をサクッとおさらい(25-20/25-22/25-16)

チーム最多15得点の和田由紀子

9月21日の準決勝、日本は世界ランキング28位の韓国を3−0(25-20、25-22、25-16)で退けました。

スターティングメンバーは、和田由紀子選手、佐藤淑乃選手、関菜々巳選手、山田二千華選手、鴫原ひなた選手、秋本美空選手、そしてリベロの西崎愛菜選手という布陣でした。

この試合で存在感を示したのが和田由紀子選手です。チーム最多の15得点を記録し、勝負どころでの決定力を見せました。試合後には「大事な一戦をチーム全員で取り切れて良かった」とコメントしています。

第1セットは、最年少20歳の秋本美空選手が強打やブロックで得点を重ね、山田二千華選手のサービスエースも飛び出して25-20で先取。勢いをつかんだ立ち上がりでした。

第2セットの劣勢をどう立て直したか

試合の分岐点は、第2セットでした。

報道によれば、日本はこのセットで最大4点のビハインドを背負う展開になっています。ストレート勝ちというスコアだけを見ると楽勝に見えますが、実際には一度突き放されかけていました。

そこから流れを引き戻したのが、和田選手と山田二千華選手です。要所でスパイクを決めて追い上げ、25-22で逆転してセットを奪いました。ここを落として1-1のタイに持ち込まれていれば、試合の様相は変わっていた可能性があります。競り合いのセットを取り切れたことが、第3セットの25-16という一方的な展開につながったと見ていいでしょう。

第3セットでは佐藤淑乃選手の強烈なスパイクが流れを呼び込み、そのまま押し切っています。

試合を締めくくったプレーについて

準決勝の最後のポイントが誰のどのプレーだったかについて、確認できた報道の範囲では明記されていませんでした。SNS上ではサービスエースで締めくくられたという情報も流れていますが、一次情報での裏づけは取れていません。

なお、鴫原ひなた選手はスターティングメンバーとして出場しており、決勝でも重要な役割を担うことになりそうです。

中国はどれくらい強い? 勝てる可能性は

世界ランキングは日本6位・中国7位で、ほぼ互角

まず数字から確認します。日本が世界ランキング6位、中国が7位。準決勝の相手だった韓国が28位だったことを考えると、決勝は難易度がまったく違う試合になります。

ランキングだけを見れば互角、むしろ日本がわずかに上です。しかし、バレーボールは相性と当日のコンディションに大きく左右される競技であり、この差に実質的な意味はほとんどありません。実力伯仲の一戦と考えるのが妥当でしょう。

中国は大会2連覇中で、前回(杭州)の決勝でも敗れた相手

無視できないのが、アジア大会における中国の実績です。中国は2018年、前回2023年の杭州大会と2大会連続で金メダルを獲得しており、3連覇がかかった立場にあります。

そしてその杭州大会の決勝で日本が敗れた相手が、まさに中国でした。今回は同じ顔合わせを、日本開催という条件で迎えることになります。舞台も観客も味方につけられる状況で、前回の借りを返せるか——これが今回の決勝に込められた文脈です。

8月のアジア選手権を踏まえて、何が変わるのか

ここで、直近の国際大会を振り返っておきます。

2026年8月に中国・天津で行われた女子アジア選手権で、日本は準決勝でタイに1−3(25-21、25-20、20-25、25-20のスコアでタイが勝利)で敗れ、銅メダルに終わりました。そしてその大会を制したのはタイで、決勝で中国をフルセットの末に下し、ロサンゼルス五輪出場権を獲得しています。

つまり、8月時点での序列は「タイが頂点、中国が2位、日本が3位」でした。ここから約1か月で、日本は決勝に進み、中国も決勝に進み、タイは準決勝で敗れた——勢力図が入れ替わっているわけです。

ただし、国際大会ごとに招集メンバーが変わるのはバレーボールでは一般的で、8月のアジア選手権と今回のアジア大会で各国の顔ぶれが完全に同じとは限りません。どの選手が入れ替わっているかの詳細は、各チームのエントリー情報で確認が必要です。8月の結果をそのまま今回の予想に当てはめるのは、やや乱暴だと言えます。

中国は準決勝でタイにフルセットの接戦、疲労は影響するのか

日本にとって見逃せないのが、中国が決勝までにたどった道のりです。

中国は準決勝でタイと対戦し、3−2(23-25、25-21、25-11、26-28、15-6)というフルセットの末に勝ち上がりました。第1セットを落とし、第4セットも26-28という僅差で奪われ、最終セットまでもつれた試合です。

一方の日本は、韓国をストレートで退けています。セット数でいえば日本が3セット、中国が5セット。しかも中国の準決勝は日本の準決勝より早い時間帯(16時45分開始)に行われており、回復時間そのものには大きな差はありません。

フルセットを戦った疲労が翌日に残るかどうかは、選手層とコンディショニング次第です。中国は選手層の厚さで知られており、決勝でメンバーを入れ替えてくる可能性もあります。日本にとって有利な材料ではあるものの、決定的とまでは言えない、というのが冷静な見方でしょう。

決勝で注目すべき3つのポイント

①秋本美空の「ミドル速攻」は中国の高さに通用するか

一つ目は、20歳のミドルブロッカー・秋本美空選手です。

準々決勝の台湾戦では185cmの高さを生かしたブロックで注目を集め、準決勝の韓国戦でも第1セットから強打とブロックで得点に絡みました。若い選手が短期間で信頼を得ている状況です。秋本選手がミドルに起用されている理由や、石川真佑選手が出場していない理由は、【バレー女子】石川真佑はなぜいない?秋本美空がミドルに転向した理由と“新・日本代表”のメンバーまとめで整理しています。

中国は伝統的に高さを武器にするチームであり、ブロックの壁は韓国や台湾とは別物になります。ミドルからの速攻がどこまで通用するか、あるいは中国のブロックを引きつけて外の攻撃を空けられるか。秋本選手の働きが、日本の攻撃全体の幅を決める構図です。

②地元・愛知出身の山田二千華のブロード攻撃

二つ目は、山田二千華選手。184cmのミドルブロッカーで、東京五輪、パリ五輪を経験してきた選手です。

そして注目すべきは、愛知県の出身だという点です。高校時代は愛知県内でプレーし、春高バレーでは主将としてチームを牽引しました。地元開催の大会で、しかも48年ぶりの金メダルがかかった決勝。これ以上ない舞台と言えます。

準決勝でもサービスエースを決め、第2セットの劣勢を押し返す場面で得点を重ねました。ミドルから横に大きく動いて打つブロード攻撃は、相手ブロックの的を絞らせない有効な手段です。中国の高いブロックに対して、動きでずらす攻撃がどれだけ機能するかが見どころになります。

③終盤の選手交代とベンチワーク

三つ目は、戦術面です。

接戦の終盤で、どのタイミングで誰を投入するか。バレーボールでは、セッターとオポジットを同時に入れ替える「2枚替え」をはじめ、交代のタイミングが流れを左右します。準決勝ではストレート勝ちだったため、終盤の切り札を使う場面は限定的でした。

決勝がフルセットにもつれた場合、ベンチが持っているカードの中身が見えてくることになります。控えメンバーの起用法、サーブ要員の投入、リベロの交代——短期決戦ではこうした細部が勝敗を分けます。

なお、特定の交代パターンが今大会で繰り返し使われているかどうかについては、筆者が確認できた報道の範囲では詳細が明らかになっていません。実際の采配は、当日の展開を見てのお楽しみということになります。

48年ぶり金メダルの意味

最後に、この決勝が持つ重みを整理しておきます。

日本の女子バレーボールがアジア大会で金メダルを獲得したのは、1978年のバンコク大会が最後です。48年という年月は、選手の多くが生まれる前どころか、その親の世代にあたる長さです。歴代の成績や「東洋の魔女」の時代は、【バレー女子】「48年ぶり」ってどういうこと?昔の日本はアジア大会5連覇していた!歴代成績と“東洋の魔女”の時代で整理しています。

アジアのバレーボールは、この間に中国が圧倒的な強さを築き、近年はタイが急速に力をつけてきました。日本は世界ランキングで上位に位置しながらも、アジアの大会で頂点に立てない状態が続いてきたことになります。

そして今回は、日本開催という条件が加わります。地元で戦い、地元の観客の前で、48年止まっていた時計を進められるかどうか。一方の中国は連覇がかかり、前回大会の勝者として受けて立つ立場です。

どちらにとっても負けられない試合であることは間違いありません。

試合結果|日本は0-3で敗れ、2大会連続の銀メダル

決勝は2026年9月22日に行われ、日本は中国に0-3(19-25、20-25、23-25)で敗れました。

先発は準決勝と同じ、和田由紀子選手、佐藤淑乃選手、セッター・主将の関菜々巳選手、山田二千華選手、鴫原ひなた選手、秋本美空選手、リベロの西崎愛菜選手という布陣でした。

第1セットは、平均身長で日本を約10cm上回る中国のブロックに、佐藤選手・和田選手のエースコンビが苦しみ、19-25で先取を許しました。一時13-13の同点に追いつく場面もありましたが、終盤に連続失点し逆転できませんでした。第2セットは、高さ対策として177cmの鴫原選手に代えて183cmの北窓絢音選手を投入しましたが、序盤で1-6と突き放され、20-25で連取されています。第3セットは23点まで食い下がったものの、そのままセットを落として決着しました。

前回2023年杭州大会の決勝と同じ相手に、同じストレート負け。アジア大会2大会連続の銀メダルとなり、1978年バンコク大会以来の金メダルは、次の大会に持ち越しです。中国はこれで大会3連覇を達成しました。

選手のコメントなど、さらに詳しい情報は確認でき次第この記事に追記します。

まとめ

整理します。バレーボール女子アジア大会の決勝は、2026年9月22日(火・休日)19時20分開始、小牧市スポーツ公園総合体育館(パークアリーナ小牧)で行われます。対戦相手は中国。放送はTBS系列で19時00分からの予定で、TVerやU-NEXTでの配信も案内されています(見逃し配信の有無は配信ページで要確認)。ただし編成は変更される可能性があるため、当日の番組表と公式情報の確認をおすすめします。

日本は準決勝で韓国を3−0(25-20、25-22、25-16)で退け、和田由紀子選手がチーム最多の15得点。第2セットで最大4点のビハインドを跳ね返したことが、ストレート勝ちにつながりました。

中国は準決勝でタイに3−2のフルセットで競り勝っており、セット数では日本が有利です。世界ランキングは日本6位、中国7位でほぼ互角。前回2023年杭州大会の決勝で敗れた相手であり、リベンジと48年ぶりの金メダルが同時にかかった試合でした。

結果は、日本が0-3(19-25、20-25、23-25)で敗れ、前回大会と同じ相手に同じストレート負け。2大会連続の銀メダルに終わりました。1978年バンコク大会以来の金メダルは、次の大会への持ち越しとなります。

本記事は2026年9月21日時点の情報をもとに作成し、2026年9月22日に決勝の結果を追記しています。選手のコメントなど、確認でき次第さらに追記する予定です。

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参考・出典